【Q】「悪性腫瘍又はその既往歴のある患者」が慎重投与の理由は?
【Answer】
- シクロスポリンを含む免疫抑制療法下の患者では腫瘍の発生頻度が高くなると言われていますが、シクロスポリン療法が導入される以前の移植においても、悪性リンパ腫の発生頻度が高くなることが報告されています。EBウイルス等の感染に関連した腫瘍は、臓器移植に比べて少量の免疫抑制剤を投与する自己免疫疾患では少ないとの報告もあります。また、乾癬患者においては、PUVA療法との併用により皮膚癌の発現のリスクが高まるとの報告があります。
悪性腫瘍またはその既往歴のある患者にネオーラルを投与する場合、患者の免疫監視機構が低下し、悪性腫瘍が進行または再発するおそれがあるため、このような患者には慎重に投与する必要があります。
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