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ネオーラル文献紹介

【標題】シクロスポリンによると思われるミオパチー

【雑誌名】小暮美津子:厚生省特定疾患ベーチェット病調査研究班 平成2年度研究業績,-(-)149-151,202(1991)
【抄録】CYA内服中のベーチェット病患者のうち経過観察中にCPKが上昇した患者について検討,そのうち筋生検においてミオパチーの像を呈していた1症例について報告している。症例は46才,男性。眼発症の不全型ベーチェット病の患者で,コルヒチン1MG/DAYを投与していたが,重症な眼発作を繰り返すためコルヒチンを中止しCYA5MG/KG/DAYに変更した。しかし眼発作の抑制が十分でないためコルヒチン0.5MG/DAYを追加した。CYA投与後6カ月後頃よりCPKの上昇がみられたが特に自覚症状がないため経過観察を行っていたところ,CYA投与後2年1カ月後より下肢の筋力低下,体重減少を自覚し,CPK値も急上昇を認めた。神経内科における検査の結果では,神経原性の変化は認められなかった。大腿四頭筋部の筋生検による組織像は中毒性ミオパチーに比較的特徴的にみられる所見を示していた。ブロモクリプチン併用下でCYAの減量を行った結果,自覚症状の軽減およびCPK値の改善をみることができた。ミオパチーの原因についての考察ではコルヒチン単独使用時には筋症状が出現していなかったこと,CYA開始後よりCPKの上昇がみられ,CYAの減量と共にCPKの低下がみられたことよりCYAによると考えられるとしている。
【文献No】SIMJ05956
 
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