再生不良性貧血の治療
治療方針
再生不良性貧血の治療はその原因、重症度によって決まります。

治療種類
1.薬物療法
●免疫抑制療法〔シクロスポリン、ATG、副腎皮質ステロイド〕
- 造血幹細胞の増殖を抑制すると考えられているリンパ球の働きを抑えます。治療を開始してから効果が得られるまで2~3ヵ月かかります(ファンコニー貧血には使われません)。
●造血因子〔G-CSF〕
- G-CSFは、細菌と戦う作用がある好中球を増やし、細菌感染を防ぎます。
●免疫抑制療法〔シクロスポリン、ATG、副腎皮質ステロイド〕
- 造血幹細胞の増殖を抑制すると考えられているリンパ球の働きを抑えます。治療を開始してから効果が得られるまで2~3ヵ月かかります(ファンコニー貧血には使われません)。
●蛋白同化ホルモン療法
- 蛋白同化ホルモンは、骨髄の造血幹細胞を刺激して、造血能を回復させると考えられています。副作用は、多毛、嗄声、ニキビ、無月経などの男性化作用と、肝障害などがあります。
2.骨髄移植
- 骨髄移植は、健康なドナーの骨髄細胞を移植し、正常な血球を作る能力を回復させる治療法です。
3.支持療法
●輸血
- 一時的に血液細胞を増やしますが、根本的な治療にはなりません。貧血には赤血球輸血を、出血がとまらない時には血小板輸血を行います。赤血球輸血には通常、白血球除去赤血球や洗浄赤血球が用いられます。
●抗生剤
- 細菌感染症治療に用いられます。再生不良性貧血の根本的な治療にはなりません。